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福岡歯科大学 様




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北海道から九州まで8大学の広域連携。
テレビ会議で口腔医学の推進をめざす。

 

課題

 
  • 北海道から九州までの広域連携
  • スムーズなテレビ会議の運用管理
  • 高画質、高音質の実現
 

ソリューション

 
  • 全国規模でのサービスサポート
  • システム構築から運用まで、遠隔講義のトータルソリューション
  • Polycom HDXシリーズによるHD高音質とHD高画像
 

効果

 
  • 臨場感のあるテレビ会議で出張経費や時間を削減
  • 口腔医学を8大学で推進できる体制づくりの実現
  • 教職員の質的向上(FD・SD)に貢献
 
* FD(Faculty Development): 教員が授業内容・方法を改善・向上させる取組み
* SD(Staff Development): 大学事務職員の能力開発・スキルアップを目的とした取組み
 

導入製品

 
  • Conference@Adapter
  • Polycom RMX 2000
  • Polycom RSS 2000
  • Polycom HDX 8004
  • H323Gatekeeper+Proxy
ビデオ会議・テレビ会議活用事例の写真
 

口腔医学の普及・推進のために8大学を結ぶ

 

歯科医師の質的向上とともに口腔医学の普及に積極的に取り組んでいる福岡歯科大学では、文部科学省「戦略的大学連携支援事業」の採択を受け、テレビ会議システムを使って北海道から九州までの歯科大学、医学部との広域連携を推進しています。
参加大学は北海道医療大学、岩手医科大学、昭和大学、鶴見大学、神奈川歯科大学、福岡大学、九州歯科大学、そして代表校の福岡歯科大学を入れた8大学。
2008年に各大学をテレビ会議システムでつなぎ、教員・職員の相互コミュニケーションを実現。
このプロセスを経て2009年8月に遠隔講義システムを導入し、2010年4月から本格運用を開始します。

 
福岡歯科大学
学長 北村 憲司 氏

2009年1月の「テレビ会議システム検収」
 

早くから大学教育におけるテレビ会議システムの可能性に注目されていた北村学長にお話をうかがいました。
氏は口腔医学を中心とした歯学教育の必要性を提唱している第一人者です。

「高齢社会のいま、口の健康が重要になっており、本大学では歯の治療を行う歯科医師ではなく、口腔の健康を守る歯科医師の育成を積極的に進めています。この取り組みで大事なことは多くの教育機関が共同して動くことで、討議し、意見の一致をみること。お互いに顔を合わせて話し合うことが必要ですが、物理的に離れていればそれを解消するシステムが必要になってきます」

 

スムーズなテレビ会議/ビデオ会議で教育の議論が進む

 

口腔医学の普及には、テレビ会議システムが不可欠と北村学長は力説します。

「本事業はテレビ会議システムがなければ成功しないでしょう。教員・職員どうしの会議はもちろん、口腔医学の教育の議論を各大学とテレビ会議で行っています」

8大学連携のイニシアティブをとっている福岡歯科大学では、自らの運用を通して導入効果を実感しています。

 
テレビ会議を活用した北村学長の講演
-2009年2月のSD研修にて-

「画面に参加者全員が映りますので、普通の会議を行なう感覚で話し合いができます。出張になると1日が費やされてしまいますが、テレビ会議なら短時間ですむので、非常に効果的です。大学の会議そのものが変わります」

 

HDの解像度の高さと音声認識は想像以上

テレビ会議システムの高品位なHD画質と音声認識については想像以上だったと評価します。

「HD画像が非常に良かったと思います。画質が優れているから、リアリティがある。実際の遠隔授業では組織写真などを使用しますので、HDの高解像度は必須です。もうひとつ良かったのは、発言者の声で自動的に拠点映像が切り替わることです。ここまでスムーズとは想像しませんでした。音声もとてもクリアですし、非常に驚きましたね」

 

パートナとしての選択理由は、足腰の強さ

インテグレータとして日立電線ネットワークスを採用した理由として、全国規模のサポート体制を挙げています。

「ポイントは、北海道から九州までの広域連携がうまくいくかどうか。連携する大学が全国にまたがっているので、保守・点検を考えた時、どれくらい足腰が強いか、万一トラブルが発生してもどれだけ迅速に対応できるかが重要です。システムのスタビリティ(安定性)が遠隔講義を成功させる決め手。そうした観点から日立電線ネットワークスに決まりました」

 

8大学をつなぐ遠隔講義システムの期待が高まる

テレビ会議システムの運用実績を踏まえて、8大学をつなぐ遠隔講義を開始します。
他大学の講義が受けられ、単位互換もできるようになると言います。

「同じテーマを8大学で一緒にやれば、8つの専門を連携して進められます。同じ科目でも先生によって研究内容が異なりますから、同じ科目を他大学の先生の講義で聞け、学生は多層的に理解が進むと思います。また講義内容は録画されるので、時間が重なって受けられない授業も後で受けられます」

 
2009年8月の「テレビ授業システム検収」

教員と職員の質的向上にも貢献すると指摘します。

「他大学でどんな教育がなされているのかがわかり、授業を改善する上で役に立ちますし、授業についての話し合いができれば、教員の資質向上を促します。教材も一緒に作れて、口腔医学教育を8大学で協調して推進できる。事務部門でも他大学と比較することで自分たちの大学の状況を認識することができます」

「連携事業のみならず歯科医学教育全体をより良い方向に導くためのものですから、教職員がシステムを使って積極的にディスカッションして欲しいですね。」

 

 
 

開かれた大学に不可欠のツールとして

歯学教育向上のためのムーブメントを起こしている福岡歯科大学。
その熱い想いが伝わってきます。

「大学というのは、先生の生きざまや考え方を学生に見せることが大切。それを見せるには同じ空間にいることが必要なのです」

テレビ会議なら、離れた別の場所でも先生と学生が同じ空間を感じることができると期待されています。
遠距離を感じさせない、同一空間を共有できる、テレビ会議を活用した遠隔講義は、大学に興味を持った方々に多くの門戸を提供できます。

「本当に勉強したい人に大学はどう手を差し伸べるかを考えることが大切。今後の開かれた大学を考えると、テレビ会議システムは非常に重要なツールになるでしょうね」

 

福岡歯科大学 様

 

歯科医学から口腔医学 *1

福岡市西部に位置し、豊かな自然と市街地へのアクセス性の良さを併せ持つ恵まれた環境にある、福岡歯科大学。
開学以来40年近くを経て、3,000人以上の歯科医師を送り出し、多くが指導者として医療介護の最前線で活躍しています。

“高い教養と良識を持った歯科医師の育成"という建学の理念達成のために、口腔医学という新しい歯学教育を提案。
医学に充分な基盤を置いた系統的な6年一貫教育カリキュラムを導入し、コミュニケーション・トレーニング、アサーティブネス・トレーニング*2 、介護施設実習及び多数の医学系科目などが準備されています。

キャンパス内には歯科衛生士や介護福祉士のための福岡医療短期大学、老人医療施設“サンシャイン・シティ"、高齢者特別介護施設“サンシャイン・プラザ"も設置。
医療と介護と福祉がひとつのキャンパス内に統合された教育環境の下で高齢社会に対応できる新しい歯科医師を養成しています。

*1 口腔医学とは全身疾患、全身の健康との関連を重視した口腔疾患の予防・治療・ケアを対象とする学問です。
*2 アサーティブネス・トレーニング(assertiveness training):自己表現訓練
 
名称 福岡歯科大学
所在地 福岡県福岡市早良区田村2丁目15番1号
設立 1973年
学生数 学部学生数: 608名
大学院学生数: 33名
(2009年5月1日現在)
URL http://www.fdcnet.ac.jp/col/
 
 

本事例記載の情報(役職名、製品価格、製品仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、取材日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 
 
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