Conference@Adapter および多地点制御装置Polycom RMX1500 を中心に、遠隔講義や講義収録配信をする教室にビデオ会議装置Polycom HDX 8000 とフォトロンの講義収録装置Cbox S2HD を設置。学内クラウド環境の動画収録インフラとしてHP ProLiant DL980 G7 とHP MSA 2040 Storage をフェイルオーバークラスター環境で構築。朝日ネットが商用で提供のパブリッククラウド上に展開する教育支援システムmanaba にある学生の履修情報とリンクさせ、e ラーニングとして収録コンテンツを学生が視聴できる仕組みになっている。
今回のシステムの評価について「遠隔講義開催・講義収録配信の手間が大幅に軽減されたことと、クリアな音声と鮮明な画像に大変満足している。また、今回は各教室の既存の設備を生かしながら機器を設置していくことが条件となっていたが、教室によって音響環境が大きく異なっており、音響調整の部分では日立電線ネットワークスに工夫してもらうことで、最適な音響環境を提供してもらうことができた」と阿部氏はその対応力を高く評価する。
今回の共同専攻プロジェクトは、文部科学省の中でもパイロット的な先進事例だ。この共同専攻を支える教育インフラを最適なものにするべく、今後も日立電線ネットワークスが強力に支援していく。
*2 |
Open Course Ware |
*3 |
事前に収録した講義を視聴し、その内容に即した講義を行う授業 |
*4 |
Massive Open Online Course |