イオン株式会社 様

(山本 様)

目的は3つほどあります。我々が52週のマーチャンダイジングと呼んでいる会議、つまり、週間でどういう商品をどのように売場展開していくかという議論をすることが最大の目的です。これを年間52週間、週別に提示していき、基本的に翌々週の売場づくりについて議論します。こちらを各商品の部門別、カテゴリー毎に商品部の責任者が解説し、映像等も一緒に流し、質疑応答を行って精度の向上を繰り返すことが1つ目の目的です。

2つ目はリスクマネージメントです。今であれば色々な食品関係の偽装問題や中国の餃子の問題等さまざまなもの、特に昨年の字で「偽」というのがありましたが、こういうものにかかわるものがあります。あるいは、地震や大きな台風や前回の雪のような災害関係を、どのようにリスクとして対応していったか、対応するような要請やチェックをかけていくかといったことが2つ目の大きな項目です。

3つ目は、年間の方針が出されますが、これは52週のマーチャンダイジングに絡む商品系や営業関係の方針があります。こうしたことについて、毎週その進捗状況で重点的なところについては確認をし合います。こうした3つほどが大きな目的として行っていることです。

(山本様)

メリットは毎週確実にできるということです。その理由は、色々な事情で参加できなかったり、交通や気象状況等が色々起こりますが、今回テレビ会議になってからは、よほどのことでない限り確実に実施されます。2つ目はコストです。月間200万程度の交通費がかかっていたものが、そのような拠点に行くだけの交通費だけで済むので10分の1程度になっていると思います。また、100万から120万くらいコピーだけで相当量かかっていたのが、ほとんどゼロになっていると思います。コスト面でのメリットはかなりあります。

選択には2つの大きなポイントがありました。今回ポリコムは、この2つをかなり高い評価でクリアしたことが採用のポイントになったと思います。1点目は豊富なラインナップで、小さな端末から大規模なMCUまでポリコム1社の製品ですべて取り揃えられることは、安心確実にその後の拡張が図れるという大きなポイントがあると考えます。2点目は、グローバルに対応できることで、弊社でも当初から中国・アジア地区への展開を視野に入れており、ポリコムは世界的にマーケットシェアや販売実績の面で非常に高い評価内容であったということです。

(石井 様)

一言で言うと、面倒見の良さだと思います。これまで導入を進めていて決して順調に進んでいたわけではなく、導入当初は通信機器の問題でしたが、テレビ会議自体が不安定になることが発生していました。そこで、日立電線ネットワークスは、納品後も原因究明まで繰り返し立ち会いしてくださり、どこが悪いのか調査・協力してくださいました。これは日立電線ネットワークスが単にポリコムの販売代理店ではなく、ネットワークにも精通したインテグレータだということです。現在エンドユーザがテレビ会議システムをよく使えるようになったと言うのは、日立電線ネットワークスのトータル的サポートにあるとも思います。

(山本 様)

実際、このテレビ会議を受けて、例えば沖縄では離島を結んで３拠点ぐらいで毎週行っていますが、それは少人数で島同士でもあり、非常に有効的に使われていると聞いています。それをさらに分岐した形で事業部同士、店同士を結んで、店長同士が参加するほうが本来は使い方として適していると思います。